【解説・実例・使い方・コツ】アンブレラとソフトボックスの違いを知ってうまく使い分けよう!
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こんにちはLUZZ STUDIO店長・綾です。
肌寒くなり、ようやく秋らしくなりましたね!秋といえば、芸術の秋とあります。今回の記事は芸術の秋に相応しい、「アンブレラとソフトボックスの違い」について解説いたします。
アンブレラとソフトボックスとの違い、使い方、解説
「アンブレラは綺麗」?「ソフトボックスはカッコイイ」?
「ソフトボックスはかっこよくなる」「アンブレラは綺麗で盛れます。」とよく聞きますし、人にお教えする際は、わかりやすくこのようにお伝えしてます。
ただ、なぜこういった感覚になるのか、という理由の一つに「明るいところと暗いところの陰陽の差による質感」が関係しています。
アンブレラ
ソフトボックス
アンブレラの方は、グレー~黒の移り変わりが細かな階調でふんわりとした印象
ソフトボックスの方は、グレー~黒の移り変わりのグレー部分が少なく、パキっとした印象に
ソフトボックスとアンブレラでは光の周り方が違います。
上記のコントラストの違いはなぜ起こるのか。それは光の周り方です。
下記比較画像をご用意しました。
アンブレラ
ソフトボックス
照明が当たっている壁の陰陽差はもちろんですが、
一番は、アンブレラは発光面がカメラに写っているのがポイント。
カメラ側からも見えるということは、カメラ側にもアンブレラの光が届いているということになります。
それだけ、アンブレラは光が回りやすいといえます。
グリッドが使える点では、ソフトボックスにメリットがあります。
素材の違いやサイズ等言い始めるとキリがなくなりますが、決定的な違いとしては、グリッドが使えるか、使えないかにつきます。
アンブレラでもできないことはないのですが、時間をかけずに効果的に結果を出すのなら、ソフトボックスが良いです。
アンブレラは、背景を含めて、幅広く光を届けるので、影が柔らかく仕上がります。
ソフトボックスは、被写体に、光量はほぼ一定で光を届けるので、影が固く、パキっと仕上がります。
ソフトボックスとアンブレラについてのそれぞれのより詳しい内容は、下記過去記事にて執筆しています。
ソフトボックスとアンブレラのメリット・デメリットから見た違い
<持ち運びする場合は、アンブレラが便利>
アンブレラ→基本的にコンパクト。
ソフトボックス→かさばります。
アンブレラは閉じてしまえば、比較的にコンパクトになります。
ソフトボックスもコンパクトに折りたためるタイプがありますが、かさばったり、グリッドも持ち運ぶとなると、かさばってしまいます。
<設置の時間はアンブレラの方が早いです>
アンブレラ→ほぼ一瞬。
ソフトボックス→組み立て~形整えて~ブラケットつけて~
アンブレラは開いて、ホルダーにセット。たったこれだけです。
ソフトボックスは、広げて、形を整えて、ライトスタンドにブラケッ…
おそらくこの時点でアンブレラは設置完了してしまいます。手間と時間が比較すると出てしまいます。
<撮影時の移動のしやすさはアンブレラ>
アンブレラ→瞬時に畳み、次の場所へ
ソフトボックス→狭い場所だと畳んで、また、組み立て。。。
設置の時間に通じてしまうのですが、直す時も同じです。
さらに移動となると、アンブレラは軽快に動けますが、ソフトボックスとなるとサイズも大きく、場合によっては一度畳んで、移動、また組み立て…なんてことも。。。
<被写体に近づけるのはソフトボックス>
アンブレラ→被写体に近づける距離に限界がある。
ソフトボックス→至近距離で使える
アンブレラはその設置方法上、被写体に近づける距離に一定の限界があります。
しかしソフトボックスは遮るものが無い面の状態。写真にうつり込まない、被写体ギリギリのところまで光を持っていけます。
<グリッドをつけられるのはソフトボックス>
アンブレラ→基本アンブレラにはグリッドは装着できない。
ソフトボックス→グリッド装着思いのまま
光の指向性を高めるグリッドを使えるのは、ソフトボックスの特徴です。
<キャッチライト人物撮影にはアンブレラがおすすめ>
アンブレラ→基本円形なので、綺麗に入る。
ソフトボックス→四角に入ってしまう。しかし…?
人物撮影において、仕上がりをアップさせる、キャッチライト。
眼に少女漫画のような、黒めに差し込む光の点のことを指します。
主に顔アップの時に違いが出ます。丸い方が自然に近いとされています。
しかし!!そんなわがままをかなえる、多角形のオクタゴンタイプもあります!
ソフトボックスとアンブレラの実例画像を並べて比較
ソフトボックスとアンブレラの比較ですが、わかりやすく直接当てた事例も含めています。
①被写体を壁に着けて。(影に注目です!)
②被写体を壁から離して。(背景に注目です!)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最終的なジャッジはやはり「好み」と「どう撮りたいか」がポイントです。
試してみて、肌に合ったものを使ってみてください。両刀使いももちろんOK。
けれどもやっぱり買うのは…という方は無料貸出のスタジオで試してみませんか?
当スタジオでは撮影機材のレンタルも行っており、またスタッフにお声掛けいただければ、使い方のレクチャーもさせていただきます。
今回のブログを通して、違いが分かったうえで、是非撮影に取り入れてみてはいかがでしょうか?表現の幅が広がりますよ!
このブログがそんなきっかけになれば幸いです。
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それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!