LUZZ STUDIOのWHITE ROOM(真っ白な部屋)でのポートレート写真撮影事例。(自然光&ストロボ1灯)
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皆様こんにちはLUZZSTUDIOの店長、綾です!
今回のブログは、スタジオでのポートレート撮影についてです。
ポートレートを撮影した、環境や、カメラの設定についてお話ししてまいります。
このブログを読むことで、「LUZZ STUDIOでこんなのが撮れるんだ!!」という、撮影のヒントを得ることができます。また、ポートレートのヒントにもなります。さらには照明器具の設置方法等の解説もありますので、是非参考にしていただければ幸いです。
目次
スタジオ、自然光での撮影
1.午前、東側の窓から差し込む自然光のみでポートレート撮影
撮影日時:2020年1月20日午前10時頃撮影
天気:晴れ時々曇り
モデル、撮影:綾
スタジオ常設のベッドに寄り添う姿の構図で撮影です。
照明はストロボなどの照明機器は使用していません。さらに、室内の照明もすべてOFFにし、完全に自然光のみでの撮影です。
午前中は東から日差しが差し込んでいるため、東側の窓の近くで撮影しています。窓から差し込む自然光を十分に活用しています。
このようにLUZZ STUDIOでは自然光だけでこのような写真が撮影できます。
カメラの設定は、ISO100、シャッタースピード1/100、焦点距離57ⅿⅿです。
窓により近づいたら、自然光の光量が強くなったので、 ISO値とシャッタースピードで明るさを調整しました。
2.午後、西側の窓から差し込む自然光のみでポートレート撮影
撮影日時:2020年1月20日午後1時頃撮影
天気:晴れ時々曇り
モデル、撮影:綾
スタジオ常設のチェアを使用した構図での撮影です。座るではなく、このように頬杖をつくという使い方もオススメです。
午前同様に照明はストロボなどの照明機器は、室内照明はすべてOFF、完全に自然光のみでの撮影です。
午前中と違い、午後は日差しが西から差し込むため、西側の窓の近くで撮影しています。
午前中の自然光よりも、午後はオレンジ味のある光なので、温かみのある雰囲気に仕上がります。
LUZZ STUDIOでは午前、午後それぞれの自然光の表情を持った写真が撮影できます。
カメラの設定は、シャッタースピード1/125、F2.8、ISO100、焦点距離70ⅿⅿです。
午前よりも直接的に被写体に光を当てたので、シャッタースピードで調整しています。
スタジオ無料機材を使って、自然光を再現し撮影
ここまではスタジオに差し込む自然光を使って撮影をしてきましたが、
「曇りの日など、自然光が無い場合はどうしたら?」という思いが芽生えました。
そこで、LUZZ STUDIO無料貸機材のモノブロックストロボを利用した撮影を紹介します。
これぞまさしく「無いものは、あるもので作ってしまえ!」というスタジオ撮影ならではの発想です。
モノブロックストロボは、人口的に撮影用の太陽の光に近い光を作り出す照明です。
より詳しいモノブロックストロボについては、こちらの記事をご覧くださいませ。
このモノブロックストロボ1台を太陽と見立てて、撮影した写真がコチラ↓↓↓
撮影日時:2020年1月20日午後14時頃撮影
天気:晴れ時々曇り
モデル、撮影:綾
まるで「窓から差し込む自然光」での撮影に見えませんか。
室内照明はすべてOFF。モノブロックストロボの照明のみでの撮影です。これぞまさしくTHE・スタジオ撮影。
カメラの設定は、シャッタースピード1/125、F2.8、ISO50、焦点距離70ⅿⅿ、ストロボ光量1/4です。
以下のアップ写真の際は、被写体のボケを防ぐため、F値を5.0、ストロボ光量を1/2に変更しています。
自然光を再現撮影の裏側を公開!(撮影アシスタント無料サービスをしています)
今回のブログでは、なんと特別に撮影時の環境写真をご紹介します!
そのお写真がコチラ!↓
少し拍子抜けな光景かもしれませんが、本当です。
この設置にした理由から、カメラ設定についてお話ししています。
自然光の再現ポイントその1「どういうシチュエーションを作るかイメージする」
まずは、「どういう自然光のシチュエーションを作りたいか」を考えます。
今回の場合は、「窓から差し込む強い自然光」をイメージしました。そのイメージから
「窓から差し込む光の再現」と「強い自然光の再現」が必要と判断しました。
このイメージを持つことで、カメラの設定とライトの位置を設定するこができるようになります。
自然光の再現ポイントその2「窓から差し込む光の再現方法」
窓から差し込む光の再現のため、窓を考えました。
窓は基本的に四角形。
↓
四角形から漏れる光の形を思い浮かべる
↓
長方形の形だよなぁ…
↓
長方形になるように光を遮ろう!!
ということで、スタジオ無料備品であるカポックを使用し、このように設置。
長方形に遮りました。
自然光の再現ポイントその3「強い自然光の再現方法」
強い自然光を再現したいと考え、今一度撮影環境を目視で確認します。
窓からの光が差し込んでいるのがわかります。
このまま撮影をしてみましたが、ストロボの光だけではなく、窓からの光も影響してしまい、全体的に明るく仕上がり、メリハリが生まれませんでした。
そこで「強い自然光」の再現のために、ストロボの光をオンリーワンの光として撮影をしたいと考えました。
そのためにまずは窓からの光を認知させないISO値に設定をします。
設定方法は、モノブロックストロボをOFFにした状態で、撮影した部屋の希望する暗さになるように、低めのISO値にします。今回そのISO値は50となりました。
次に、設定したISO値で写るモノブロックストロボの光量を設定します。
低めのISO値に認知させるためには、このISO値で認識できる光が必要となります。
つまり、窓から差し込む自然光の明るさよりも強い光が必要です。
そのことから、今回haストロボの光量を強めの1/4に設定しています。
以上の2つののポイントによって、ストロボだけの光を認知させて撮影をすることが可能になり、強い自然光の再現に成功しました。
この2点のポイントを基に、被写体撮影、絞りやシャッタースピードを調整し、撮影したのがこれらの写真です。
以下のアップ写真の際は、被写体のボケを防ぐため、F値を5.0、ストロボ光量を1/2に変更しています。
撮影のお手伝い、アシスタントは無料で行っております
今回、紹介いたしました、撮影時の環境解説。
当スタジオではこのような希望するシチュエーションに合わせた
・照明機材の設置のお手伝い
・照明機材の使い方のレクチャー
・カメラの設定アドバイス
などをさせていただくアシスタントサービスを常駐スタッフが無料で行っております!!
そのため、
「照明機材の設置を手伝ってほしい!」
「スタジオ撮影が初めてで、機材を扱えるか不安…」
「カメラの設定に疑問がある…」
などでお悩みの方にもスタジオ撮影を楽しんでもらいたい!
その一心でLUZZ STUDIOスタッフ一同、誠心誠意をもってお手伝いさせていただきます。なので、当スタジオに来てもらったらいろいろと試していただけますよ。
初めての方でもご安心くださいませ!
まとめ
LUZZ STUDIOではカメラを持ってくるだけで自然光ができます!
しかも午前、午後それぞれの光を使った撮影をお楽しみいただけ、自然光の変わり様も実感していただけます。
また、自然光が無くても、無料の照明機材を操ることによる撮影もオススメです!
もし機材の使用方法が不安な場合は常駐スタッフが丁寧にレクチャーしておりますので
是非、当スタジオでポートレート撮影をしてみてくださいませ!
↓今回の撮影スタジオはこちら↓
〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1丁目2番1号本町リバーサイドビル8F
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それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!